エッチな女子達の事情
第4章 エッチな女子達の旅行①
凛とした瞳で睨みつける禰豆子ちゃんに、先輩は下卑た笑みを浮かべながら答えた。
「君とセックスしようと思ってね? 君、可愛いから。彼氏より俺の方が気持ちよくできる……」
「ふざけないで!!」
先輩の言葉を遮るように禰豆子ちゃんが叫んだ。
怒りに満ちた怒号に、私はビクッと身体を跳ねさせた。
先輩も驚いたのか目を見開き、硬直している。
パァン!!
先輩の頬に平手打ちを食らわせると、彼女は言葉を続けた。
「そんな自分勝手なこと許さない! 私が身体を許したのは一人だけよ!!」
そう叫んだ禰豆子ちゃんは先輩から離れると、私の元へとかけてきた。
「大丈夫ですか! いま、脱出する電話をかけますね!」
すぐさま私の手を取り、立たせる。
私は禰豆子ちゃんの手を借りながら立ち上がると、目を見開いた。
(え、う、嘘でしょ……!?)
「この女、タダじゃ済ませねぇぞ……?」
血を吐くような低い声。
相手は言わなくてもわかる。
そこには、頬を真っ赤に晴らした先輩が怒りに満ちた顔で彼女を見下ろしていた。
(危ない……っ!!)
「君とセックスしようと思ってね? 君、可愛いから。彼氏より俺の方が気持ちよくできる……」
「ふざけないで!!」
先輩の言葉を遮るように禰豆子ちゃんが叫んだ。
怒りに満ちた怒号に、私はビクッと身体を跳ねさせた。
先輩も驚いたのか目を見開き、硬直している。
パァン!!
先輩の頬に平手打ちを食らわせると、彼女は言葉を続けた。
「そんな自分勝手なこと許さない! 私が身体を許したのは一人だけよ!!」
そう叫んだ禰豆子ちゃんは先輩から離れると、私の元へとかけてきた。
「大丈夫ですか! いま、脱出する電話をかけますね!」
すぐさま私の手を取り、立たせる。
私は禰豆子ちゃんの手を借りながら立ち上がると、目を見開いた。
(え、う、嘘でしょ……!?)
「この女、タダじゃ済ませねぇぞ……?」
血を吐くような低い声。
相手は言わなくてもわかる。
そこには、頬を真っ赤に晴らした先輩が怒りに満ちた顔で彼女を見下ろしていた。
(危ない……っ!!)