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エッチな女子達の事情

第6章 エッチな女子達の旅行③(栗花落チョコ×西園寺禰豆子)

「……や、やめて……ち、チョコ……」


必死に抵抗しようと、チョコの手に軽く爪を立てる。
鬼特有の尖った爪だ。食い込めば出血は免れない。


「引っ掻く気ねぇだろ?」
「んっ、や、あ……あぁ……」


だがチョコはやめてくれない。
それどころか右手が着物の中へと入り込んできた。


「……ん、あ!」


内太ももをなぞられる。
甘美な指先に、私の身体が反応した。


「感じてんじゃん」


チョコが嬉しそうに言う。
その声に、私の鼓膜がピクンと跳ねた。
ただ囁かれただけなのに……
身体が大袈裟に反応している。


いつもそうだ。チョコに触られたり、舐められたりすると、その箇所が火傷したみたいに熱くなる。

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