エッチな女子達の事情
第2章 加納由香
そこには1000万の札束がビッシリと、ケースいっぱいに入っていた。
「え……?」
突然の出来事に、私は戸惑う。
え、私を買うって……
「由香ちゃん。初めてチャットで顔を見た瞬間、僕は由香ちゃんに一目惚れしていた」
「っ……!」
光さんが私に一目惚れ!?
「由香ちゃん。僕は君を地獄から救いたい」
光さんが私の前に手を差し伸べる。
私は嬉しさ半分、申し訳ない気持ちになった。
淫売女である私を光さんが好きになってくれることが申し訳ない……
「本当に私なんかでいいんですか?」