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酔い醒めた後

第68章 プロポーズ

o「結婚指輪なんだから当たり前だろ
ほらっ!早くつけてよ〜」

ぷらぷらと俺の目の前で指を振る

その照れ隠しのような仕草に笑ってしまっい

少し慌てて手を持ってさっきしてくれたみたいに

薬指に指輪を通すと、すかさず俺の手を持ち

横に並べられたら対で光る指輪に自然と顔が綻ぶ

俺の指輪には智くんの色の石

智くんの指輪には俺の色の石

s「俺の指に智くんがいるんだね
綺麗…もういつ死んでもいいや」

お互いの事を何時でも想ってる証のような

智くんらしいデザインの指輪

幸せすぎて心から思うんだよ

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