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酔い醒めた後

第68章 プロポーズ

決意を込めて智くんを見たら

o「翔くん手かして」

差し出された手を素直に受け取る

s「…はい」

手にとられた指にそっとはめられた指輪

o「良かった…サイズピッタリだ」

あなたがホッとしたようにふにゃりと笑う

s「ありがと智くん…嬉しい…」

o「じゃあ翔くんが今度は俺につけてよ」

手のひらにもう一つ指輪が落とされる

s「これって…お揃い…」

それは石の色が違うだけのお揃いで

結婚指輪なんだから当たり前なんだけど…

智くんが自分のまで作っていた事にびっくりした

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