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酔い醒めた後

第69章 流されるように

o「そろそろ出よっか」

またこくりと頷いたから

ふらつく翔くんを支えて出て

身体を拭き髪もドライヤーで乾かしてたら

ガクンと頭が下を向くから急いで乾かして

o「はいっ、翔くん髪乾いたからベッド行きな」

s「ん…ありがと…智くんも」

先に翔くんを寝かせようと思ったら

さっきまで寝そうだったのに

ドライヤーを奪って

俺の髪を乾かそうとするけど

足に力が入らないみたいで

ストンと椅子に逆戻り

o「ありがと翔くん
でも今日は自分でやるから先に寝な」

ドライヤーを受け取ろうとしたのに

取られないように抱えて

s「アチッ」

熱風で熱くなってた部分を触っちゃったみたい

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