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酔い醒めた後

第69章 流されるように

o「大丈夫翔くん?火傷してない?」

慌てて翔くんの身体を確認する

o「良かった、火傷はしてないみたいだね」

s「ん…ごめん…ありがと」

しゅんとしながらもドライヤーを離さない

o「ん…じゃあ翔くん乾かして」

椅子の前に後ろ向きしゃがんで頼めば

満足そうに笑った翔くんが髪を乾かしてくれた

少し目が覚めたみたいだから

ついでに水分をとペットボトルの水を渡せば

美味しそうに半分くらい一気に飲む

s「ありがと美味しかった…智くんも」

残ったペットボトルを差し出すけど

o「こっちのが美味しそうだな」

口の端から溢れた水をぺろりと舐めとる

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