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酔い醒めた後

第69章 流されるように

なんだ?と自分の左手を見て思い出す

o「翔くんありがとね」

s「へっ?なに?」

o「プロポーズうけてくれたからさ」

ありがとの意味がわからないって顔で

振り向いたきみの頬にキスをする

s「智くん…そんなの…
俺のほうがありがとだよ」

くるりと腕の中で向きを変え

唇にチュッと翔くんがキスして

にっこりと笑って胸に顔を埋める

また襲いそうになったけど

既に腕の中でうつらうつらと半分眠ってるから

o「お休み翔くん」

目の前にあるさらさらの髪にキスする

s「ん…おやすみ…さと…」

胸に顔を埋めてるからもごもごと返事をし

直ぐに寝息が聞こえだす

その寝息に俺も眠くなりストンと眠った

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