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酔い醒めた後

第55章 戻って来たら…

この人は…不意にこんな事…

思い出しちゃうから辞めてよ〜

s「…昨日は優しかったのに…意地悪…」

o「翔くんが忘れたのかなって思ったからさ」

s「…ちゃんと覚えて…んっ…もうっ…」

ふにゃふにゃ笑いながら昨日みたいに

髪を優しく撫でた手が項にあたった思ったら

不意にキスされてちょっと固まる

s「…ばかっ…駄目だよ」

o「んふっごめんね
あんまり可愛かったからつい」

s「ついじゃ無いでしょ…
誰かに見られたらどうすんのよ」

o「誰か来ても最初にノックするだろ」

s「駄目です!子供達はノックしません!」

もうっ…これ以上側にいたらまたされそう

資料の纏めがあるからって離れて座ったら

ちょっと拗ねてるけどさぁ

智くんが悪いんだからね…

俺だってキスとかされなきゃ側に居たいよ

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