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酔い醒めた後

第55章 戻って来たら…

はぁ…まったく…俺は先生でも親でもねぇぞ

静かになった楽屋のソファに

ドサッと座ったら

o「おつかれさま翔くん」

ふにゃふにゃ笑いながら智くんも横に座る

s「もうっ…智くん…
笑ってないでなんか言ってやってよ〜
あなたがリーダーでしょ?」

o「ん〜?子供達の教育は母ちゃんに任せた!」

s「ちょっとぉ〜
お父さんもちゃんと叱ってよ〜
て…なんで親子設定で
しかも俺がお母さんなのよ?」

o「え〜っ、だってあいつら
翔くんの言う事はよく聞くじゃん」

s「そんな事無いよ〜
智くんの言う事もちゃんと聞くじゃん」

o「翔くんは俺の嫁なんだから
母ちゃんでいいじゃん」

s「ちょっ…嫁って…」

o「ん?違うのか?
昨日の優しい旦那様を忘れた?
だったらここで思い出させてもいいんだよ」

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