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酔い醒めた後

第63章 家探し

ようやく満たされて少し離れたら

目が合って…恥ずかしいのに…

反らすことなんて出来なくて…

無言の智くんに少し不安な気持ちがまた蘇る

なのに智くんたら…

すぐに甘い言葉で誘惑するんだもん

その言葉はとても嬉しいのに

素直に喜べない俺…

こんな俺が智くんを独り占めして…

それに負担をかけるのは目に見えてるから…

そんな事…わかってるのに…

手放すことは出来なくて…

つい俯きがちになる心を

軽くしてくれるのもあなたで

それがとても嬉しくて幸せ

だから偶には素直に伝えたくて言葉にすれば…

すぐに押し倒されそうになるのを

慌てて止めた

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