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酔い醒めた後

第63章 家探し

本当なら俺の止める力なんて

軽々と押し返せるのに

俺の気持ちを優先してくれて

それでも少し拗ねた顔を隠せないのが

可笑しくて愛おしくなる

o「なんだよ翔くん…なんで止めるんだよ」

s「だって…今日は…もう帰らなきゃ」

o「あぁ…そっか…明日集合早いな」

明日の予定を思い出したのか

心底残念そうな顔をするから堪らず笑ってしまう

o「なんで笑ってんだよ…」

ますます不機嫌な顔になる

やばい…このまま帰ったら

明日からの仕事に支障が出そう

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