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｢あ…陽太くん、おかえり｣

｢ウソー、瑠菜、彼氏いたの？　言ってよ～｣

｢ち、ちがうよ。この人は知り合いなだけで…｣

｢ふーん、怪しいなぁ。　ま、私お邪魔みたいだから行くね。バーイ｣


言うだけ言って、美雪は去って行った。


｢今の人、瑠菜さんの友達？｣

｢あ、うん。高校時代のね。　ごめんね、うるさくて。｣

｢平気だよ。たこ焼き食べよう｣


陽太くんが彼氏か…　周りから見たらそう見えるのかな？


｢美味しいね。私、チョコバナナも食べたくなっちゃったよ｣

｢良いね。買いに行こうか｣

今度は二人で買いに行くことにした。