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子犬、拾いました!

第4章 お互いの誕生日

ファミレスに向かい、昼食をとる。

「そうだ!瑠菜、聞きたかったの。お祭りの日、一緒にいたイケメンくんは本当に彼氏じゃないの?」


またその話ですか… 最近そればっかり。

「うん、ちがうよ。でも、私あの子が好きなんだ」

美雪には素直に話した。


「そうなんだ。応援するよ!」

最高の笑顔で親指の立ててみせてくれた。


「それで相談なんだけど、誕生日のプレゼントって、香水でも良いと思う?」

「良いじゃん! 彼可愛い系だし、少し甘めの香りでも大丈夫じゃない?」

「そうだね!そうするよ」


久しぶりの女子トークはとても楽しく、話も弾んだ。


「ありがとう、今日本当に楽しかった!」

「私も! また会おうね」

美雪と別れて、夕御飯の買い物にスーパーに寄り、家に帰る。

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