テキストサイズ

子犬、拾いました!

第4章 お互いの誕生日

「わかった。詮索してごめんね」


バツが悪そうに笑っている。


「夕方には帰るから、夕御飯は作るね。 お昼は悪いけど、陽太くんでお願い」

「任せて!外に食べに行くから!」


胸を叩いて得意気に言ってるけど、それ偉くないですよ~(笑)




次の日、お昼前に出掛けた。

「じゃ、いってきます」

「いってらっしゃい、楽しんでね」


無邪気に手を振る姿を見ると、もう不安は消えたみたい。


「瑠菜~ お待たせ!」

「美雪!」

連絡はとっていたが、ゆっくり会うのは本当に久しぶりだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ