
子犬、拾いました!
第5章 対峙
穏やかな昼下がり、弟から電話がきた。
「もしもーし」
「もしもし、俺。 来週さ、姉貴の家の近くに用があって行くんだよね。姉貴ん家寄って良い?」
「あー… 私さ、彼氏と同棲してんだけど、それでも良い?」
「…例の年下の?」
「ん… 付き合いだしたのはこの間だよ」
「わかった。彼氏くんにもよろしく言っといて」
来るのか、あいつ。 陽太に言わなきゃ。
「ねぇ、私の弟がさ、来週家に来るんだって」
「え!? 俺家にいない方が良い?」
「いてくれて大丈夫だよ。弟にも陽太のこと紹介したいし」
「わかった」
ただ、一つ気がかりなのは、陽太があいつと一歳しか変わらないってことなんだよね。
陽太が22歳で、弟が21歳。 なんか前に、付き合うなら年上にしろ的なこと言われたけど、大丈夫だよね?
「もしもーし」
「もしもし、俺。 来週さ、姉貴の家の近くに用があって行くんだよね。姉貴ん家寄って良い?」
「あー… 私さ、彼氏と同棲してんだけど、それでも良い?」
「…例の年下の?」
「ん… 付き合いだしたのはこの間だよ」
「わかった。彼氏くんにもよろしく言っといて」
来るのか、あいつ。 陽太に言わなきゃ。
「ねぇ、私の弟がさ、来週家に来るんだって」
「え!? 俺家にいない方が良い?」
「いてくれて大丈夫だよ。弟にも陽太のこと紹介したいし」
「わかった」
ただ、一つ気がかりなのは、陽太があいつと一歳しか変わらないってことなんだよね。
陽太が22歳で、弟が21歳。 なんか前に、付き合うなら年上にしろ的なこと言われたけど、大丈夫だよね?
