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オレの創造者

第5章 再生

 「あのさ、お願いがあるんだけど。
 玄関でいいから泊めてもらえないかな?今夜だけでも」

 彼女の傍にいるからといって、それを阻止できるかはわからないけど。
 知らないところで消えないでほしいし、何より、明日も会えると安心したい。

 そう思って声をかけると、彼女が尋ねた。

 「それって、どういうこと?」

 "キミは死んだはずだから"なんて言えない。

 「なんか今、ここにいることが、奇跡みたいだから」

 そうオレが言うと彼女は、驚いたような、寂しそうな表情を一瞬見せた。

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