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これ以上は、こちらから動いてもどうにもならないと考えて、彼女からのアクションを待った。



薄々なにについて腹を立て、心を砕かれたのかは見当がつき始めていたが、メールでも聞くに聞けなかった。




そして、２週間なんの連絡もないままで、私は無為な時を過ごした。




さすがに、もうダメかと思い、最後のメールとして投げたのがこれだった。




「会ってもくれないし、電話もメールも拒否されたまま。
そんなに話したくないなら、仕方がないよね。
これを最後のメールにするよ。
今までありがとう。
レナと一緒に遊べてすごく楽しかったよ。
元気で」

喫茶店で、嗚咽しながらメールを打って、私は送信した。




すると、数分で、今まで全く連絡のなかったレナからメールが届いた。




すぐに開封した。




すると、そこにはこんな内容が書かれていた。




「どうしても連絡したくなかったんです。
私って、貴方にとって何なの？
と思うことばかりで、ずっと悶々としていました。
これ以上貴方といても、私は辛いだけと感じてしまっていて、前に進むことさえ出来なくなったから。
もう、貴方とは会わないつもりです。
わがままかもしれないけれど。
今までありがとう」