ペットを飼い始めました
第28章 近所のカフェ
平日の開店直後ということもありお客さんは少なかった
"かいとくん今日からお客さんにアート出すんですよね?"
1番にさやが飲みたかったですぅ
もうぅ!!
さやちゃん?店員さんの声が聞こえた
こないだもいた子だな...
何とも言えない気持ちになった
『田中さんは俺が練習したの飲んでたよね?
別にそんな変わらないでしょ?』
少し冷たいベルの声が聞こえる
"練習のと本番のはちがうんですぅ!
1番に飲みたかったんですぅ!"
『1番の人は決まってたから』
ベルはぼそっとつぶやいた
ベルと目が合いベルは笑顔を向けてきた
「???」
さやちゃん?からの視線までも来て
どうしていいかわからなくなり、ケーキも食べ終わったところだったからお会計をして
お店を出た