ペットを飼い始めました
第28章 近所のカフェ
私が家に帰ってきてから3時間ちょっとすると
ベルが帰ってきた
『りさちゃぁぁぁん、ただいまぁ』
夜ご飯の下準備をしているとベルは後ろから抱きついてくる。
「おかえりなさい」
『疲れたよぉ、ぎゅーっ、充電する』
そう言いベルは私に抱きつきながら顔を首元に埋める
「くすぐったいよー!(笑)」
そのまま、くんくんと匂いを嗅ぎ
『りさちゃんの匂いだぁ、すき!だいすき!』
「ベルも同じ匂いじゃないの?」
香水も柔軟剤もシャンプーも何から何まで一緒のもの使ってるんだから一緒だよね?
『全然ちがうの!りさちゃんは甘くていい匂いする』
「よくわかんない!もういいでしょ?
包丁使うから離れて?」
『むぅぅ、はーい。
あっ!俺夜ご飯いらない!今日の夜はカフェの
みんなで飲むらしい!』