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廃屋的B少女

第1章 ヤコブの梯子

PM5:00、雲の隙間から洩れた光が、放射線状に降り注いで見えた、鼻を突く腐臭漂う廃屋に光が差し込んだ。

美しい顔立ちの少年(363)は廃屋の隅に横たわる巨大な団子虫の存在を今一度、改めて確認した。

「貴方は一体何者ですか?」と訊くと「私は使い魔の類である」と端的に答えた、女のコのような声だった。

「氏ね!」団子虫の頭をリモコンで叩いちゃった。

「お前は日馬富士か?」と云われた。

団子虫の背中のチャックは夏日の今日のムシムシ蒸し暑い空気とは裏腹に何やら妖気めいた銀の光を放った。

背中のチャック…エロチック・ファンタジーのフラグ、であると同時にデス・ワードです、それでも開けた。

チャイナドレス姿だった、そのビジュアルは悪くない、否、むしろ、この田舎めいた界隈では見慣れない
洗練された雰囲気を備えていた。

そして、衣擦れの音、その足元に幾重にも折り重なる
チャイナドレス、絶品の極上悩殺尻、細い、幼い、エロい、決して触れては不可ない実にイノセントな魅力。

「カヒーッ、カヒーッ…」iPhone(スマホ)の音、その戦慄的な音は辺りの静寂さとは裏腹に響いた、至近距離で裸の少女と向き合う、張り詰めた雰囲気漂う廃屋。

以下、ちりとてちん、的な阿呆らしい文章が続く、紙面の都合上割愛させて頂きます。(何があったんだ?)

妄想と現実は違う、呆気ないものだ、期待値が高い分、反応の薄い現状に対して苛立つ。

「セックス何て考えてすることじゃないです」

初体験にしては上出来だった、互いの健闘を称え合う
ボクサーのように ペッティングした。続く(・。)っ)

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