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りさと3人のDoctors

第16章 治療のはじまり



「りさ、ちょっと痛かったな。ごめんな。今ね、第一関節まで入ったよ。」


「まだ、それだけ…?」




こんなに痛いのに…。



りさはこれから先が真っ暗になったようで、目からスーッと涙をこぼす。

そんなりさの涙を、先生は手を伸ばしてそっと拭った。




「りさ大丈夫だよ。なるべく痛くないように、ゆっくり時間かけてやってくからな。今日はちょっとだけほぐしたら終わりにしよう。」


「ぅん…。」


「そしたら、もう一回さっき入れたところまで入れて、少し動かしてみるからね。力抜いて〜、そう。」




蒼は第一関節まで指を入れると、今度は円を描くようにりさの処女膜を広げていった。




「んんっ…ぃ…いたいっ……せんせ、ぃ…痛い…」


「ごめんな、りさ。もうちょっとだけ我慢してみよう。あと1分だけな。」




りさはタオルを握りしめ、涙を流しながら必死に痛みに耐えていた。


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