不埒に淫らで背徳な恋
第13章 【番外編〜快くんと瑠香の日常〜その①嫉妬】
「快くんとのセックスがなければ私生きていけないよ…」
身体半分体重預けて朦朧とした意識の中で自然と出た言葉だった。
すぐ隣で新しいコンドームを装着している姿が目に入る。
「もうするの…?」
「ダメ…?そんなこと言われてもう我慢出来ないんだけど」
「ううん、したい」
「だからその顔……絶対…っ」
言い終える前にもう唇塞がれちゃった。
「ん……絶対、何?」
食らいつくキスをゆっくり交わして聞き返す。
嗚呼……もう挿れたそう。
わざと入り口に当ててきてる。
疼き出す。
「絶対に僕以外見せないで……」
手を伸ばし首から引き寄せる。
「え、わかんない……どんな顔したのか」
固い先端が擦り始める。
腰が浮いて指先まで電流が流れたよう。
ジワジワと攻められるのも快くんだから嫌いじゃない。
「参ったな……無意識とか反則だよ」
当たる先端に触れてみた。
動きをゆっくりめにしてくれたけど逆にそれが気持ち良い。
「欲しい……」
「コレ?」
「うん……」
「じゃ、ちゃんと言って」
触りながら見つめ合う。
挿れて欲しいけど触ってもいたい。
挿入ったらきっとまた潮吹いちゃいそう。
でもまたあの絶頂を味わせてほしい。
「快くんのが欲しい……挿れてください」
「よく言えました」
「あっ…」
膣壁を押し当てて奥へ奥へと挿入ってくる。
反り返ってるからわざと浅くしてGスポットを刺激してくるテクにも程よく耐えて頑張ってまだ締め付けないようにした。
全身が疼いてる。
もっと……もっと……と受け入れる。
手前につく腕が私の腰が浮くほど開く脚を押し広げてきた。
この体位が一番好きかも。
快くんも脚を後ろに真っ直ぐ伸ばして体重をかけてくる。
その分深く挿入ってくる。
子宮口に一番当たる。
「あっ…それ好き」
「耐えてね、瑠香さん…」
もう薄っすら額に汗かいてる。
耐えるのは快くんも同じでしょ…?
「あっ…待って、そんな激しいのズルい…!」
「何が…?これくらい大丈夫でしょ…?」
凄いピストン……身体の中で弾ける。