不埒に淫らで背徳な恋
第14章 【瑠香&快くんの日常〜その②バスルーム〜】
とある休日。
夫婦だけで過ごす週末。
映画を観たりショッピングしたり、少し豪華な食事を嗜んだ後。
快くんの厚意で今日は家事をしなくて良い…とのこと。
誕生日でもクリスマスでも母の日でもない普通の日なのにね。
「一緒にお風呂に入ろう」
こんなセリフも珍しくはない、日々言われてることだし、いつもは子供が居たりしてなかなか二人きりというわけにはいかなかっただけで。
たまには二人で入りたい…ということだったのかな。
手を引かれるまま脱衣されていく。
「ねぇ、早く入ろうよ」
「ん……ちょっと待って」
「快くんも脱いで」
「待って、僕が外すから」
下着姿な私を抱き寄せブラを外すどころかあらゆるところを手で擦るのだ。
瞬く間に固くなって当たってる。
ショーツ越しに擦り付けてくる。
「快くん……」
「うん……」
ホックを外して露わになった膨らみをすっぽり包み込む大きな手。
親指で突起を固くさせていく。
声が漏れるのは必然的で身体も前かがみになる。
「色っぽい声……もっと聴きたい」
愛撫する手は止まりそうになかったので、ここで始まるのを避けるべく強引にも服を脱がし始めた。
バンザイさせて裸にしたら丁度いい筋肉が付いた胸板と腹筋に未だドキドキさせられて目を逸らしてしまう。
ズボンを脱がせようとしたのに唇を奪われて手が止まる。
また擦り付けられる……凄い盛り上がってて完全に勃起していた。
口内を犯す甘い舌の動き。
腰にまできちゃいそう。
「ここじゃダメだってば……」
ショーツに当てていたのはズボン越しではなく自ら出して直のままだった。
どおりでヤバいと思ったわけだ。
凄い……先端が上向いてる。
「ごめん……待てなくて」
全部脱がせて手を取った。
「良いよ、綺麗にしてあげる」
うちの旦那さんは本当に絶倫。
どうなってるの?って疑うほど精力の持ち主。
今も凄く欲情してるけど、このすぐ前にベットで三回出し切った後なの。