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不埒に淫らで背徳な恋

第2章 【秘密を共有するのは罪ですか?】





舌も指も同時にされたらまたいってしまう。




「佐野くんっ…あっ……」




ダメ…と首を振るのにもう痙攣してる。
こんな短時間で何度もいく経験なんてなかったから全てが未知の世界だった。




ぐったり身体ごと預ける。
もうダメだよ…と彼の指を抜いた。




また唇が欲しがっている。




垂れる唾液ごと絡ませ私から煽る。
今度は私から……




キスを続けながらベルトを外していく。
少し浮かせて下着を履いだ。




大きい………固くて反り返っている。
彼も恥ずかしそう。
手で隠さないで。




「よく見せて……」とそのまま口に含む。
思わず漏れる吐息にゾクゾクした。
感じてくれてるの…?
激しくしたら待ったがかかるから、つい虐めたくなっちゃう。




私のテクに耐えてよ………




はだけた胸板にもキス。
唇が触れるたび声出てるよ…?
トロンとした目で次を待ってる。
胸を舐めながら手で攻めたらどうなるの…?
時折唾液を垂らして手だけでいかせたい。




どんどん固くなってる。




「佐野くん……口の中で出して」




「で、でも……」




「いいから」




汚さないように受け止めるから。
だから全部ちょうだい。
お願い、佐野くんのが飲みたい。
私にぶちまけて……味わせて………




来る………もう来る………




「あっ……いく」




すごい出てる……とても濃くて……
美味しい……喉が鳴る……
まだ欲しいよ………





身震いしてる。
肩で息しながらこっちを見て微笑む。
身体が……心が……愛しいと叫んでる。




「最後までは我慢しますけど……キスだけは我慢出来ません」




そんなふうに煽られたら止まらなくなっちゃう。
また溺れるよ……私だってキスしたい。




溢れる気持ちを抑えてても舌を絡ませるとその防御は何の役にも立たない。
剥き出しになる。
もっと……もっと欲しい。
貪欲になる自分を止められないの。




理性が働かなくなるなんて初めて知った。
それこそ、一緒に堕ちていいと思えるほど。




長いキスが続いてハッとする。
一瞬自分を取り戻すけど
「ダメです……まだ」と彼の舌が刺激する。








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