テキストサイズ

ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第84章 トラウマの火種

-夏樹side-




_____翌日




"朝10時。病院来い。"



今朝起きたら、夜中に兄貴からLIMEが来てた。

どうやら傑も藤堂先生に呼び出されたようで、



すげぇ嫌な予感…



と思いつつ病院に来たら、案の定、黒柱を前に傑と2人で小さくなる羽目に…




藤堂「さて、おふたりさん。どうして呼び出されたのかわかってるよね?」

宇髄「…何、2人して黙って。わからんのか?」

工藤「お前ら何考えてんだ、どういうつもりだ…?」

神崎「ひなちゃんにあんな話するなんて。大学生になって調子乗ったの?」

宇髄「ひなちゃんが話聞いてどうなるか、想像出来なかったのか…?」

藤堂「揃いも揃って…、何しに見舞い来た…?」




ひなのに何してくれたんだと、先生たちは完全に目を据えブチギレ状態。

兄貴と宇髄先生と神崎先生に至っては、傑に初めて会うにもかかわらず、そんなことはお構い無しの容赦無し。




藤堂「お前、俺の患者に何してくれてんだ…?キスの経験聞いてどうなる、どうするつもりで聞いたんだ。調子こいて色気出してんなよ…?」




傑はバカみたいに怖い藤堂先生に叩かれ、俺はいつも通り兄貴に打たれ、30分ほど黒柱総出で説教されたのち…




五条「お前らひなに余計なこと言うな…。次こんな事あってみろ、…殺すぞ?」




最後は五条先生にキッチリと締(絞)められて、




『すみませんでした…』




と、2人で土下座。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ