
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第86章 夏旅
神崎「宇髄先生、こんな良い所どうやって見つけたんですか。さすがですね。」
宇髄「ここ、昔祥子を連れて行ったところでな。海に行きたいけど人混みは嫌。俺と2人きり、浜辺に座って夕陽見ながら黄昏たいって、珍しく祥子が甘えてきて探したとこだ。あの頃、祥子仕事でパンクしかけてたんだよな…」
へぇ、そうだったんだ。
祥子さんのためにこんな素敵な場所見つけるなんて、さすが宇髄先生だな。
と思いながら話を聞いてると、
神崎「ほうほう、なるほど。」
藤堂「ふふっ、祥子ちゃんにもそんなことがありましたか。」
工藤「宇髄先生のそのたま〜に聞かせてくれる惚気話、俺大好物です。久しぶりに聞かせてもらって、ご馳走様です。」
宇髄「…工藤、明日の急患お前が全部受けろ。あと、当直も代われ。」
工藤「げっ、なんでっすか…。当直は勘弁してください…。」
宇髄「いいや、代われ。俺、明日は祥子抱くから。」
って宇髄先生がまさかのひと言を。
