
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第86章 夏旅
そして、2日目。
夏樹「おーい!傑、早く行くぞ!!」
七海「夏樹早いって!ちょっと待って!!」
今日は朝から夏樹と傑が海へ。
プランを考えてる時、最初はわたしに気を遣ってか、2人も海には入らないって言ってたけど、せっかく海に行くのに遠慮して欲しくなくて、2日目は1日海を堪能することにした。
夏樹と傑が泳いでる間、わたしはパラソルの下でのんびり座ってる。
七海「夏樹〜!こっち魚いる!!」
夏樹「え!マジ、どこ!?」
晴れ渡る空の下、綺麗な海に、波の音と夏樹と傑の楽しそうな声が心地良くて、海に入れなくてもそれだけで十分。
それに、足を水につけるくらいはしてもいいって先生たちに言われたから、
「うわぁ〜、冷たくて気持ちいい!!」
って、時々わたしも波打ち際で遊んでみたり。
