ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第88章 甘いお仕置き
ドク、ドク、ドク…
ひなの心臓はドキドキを超えてドクドクと、波紋が出来そうなほど鼓動が激しい。
そんなひなの緊張をほぐすように、
「風呂広くてよかったな。こうしてひなと入ってもまぁゆったりしてるし。」
「お湯、ぬるめにしたけど大丈夫か?寒くないか?」
「ひなの肌綺麗だな。腕の傷もかなり薄くなってるし、俺が縫って正解だな。こんな綺麗に治すなんて天才だわ。」
と話してると、
「天才って…自分で言ってる…。笑」
ひなの力んだ体がようやく少し緩み、ドクドクしていた鼓動はドキドキに変わった。
「やっと緊張ほぐれてきたな。風呂の中だし、そもそも俺といる時はいつでもリラックスしたらいいんだけど。そんなに恥ずかしいか?」
と聞くと、
「だって…裸だし……それに…」
「それに?」
「それに…一緒にお風呂なんて………ちょっとエッチ…でしょ…?//」
って。
…っ///
やばい、今のは100点。最強にかわいい。
ひなの口からエッチでしょ?は、やばいだろ…
一応、ひなの腰に当たらないようにしてるのに、危うく勃つところだった。
「…それはずるい。可愛すぎる…。」
と興奮する気持ちを何とか抑え、俺はひなをぎゅーっと抱きしめた。