ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第13章 大部屋の病室
そして今度は夕食の時間。
食事が運ばれきて、またカーテンが開いたまま食べていると、
「ひなの、さっきごめんな。小さいとか言って…。」
夏樹くん、きっとあれからまた工藤先生と宇髄先生に叱られたんだろうな。
しょぼんとしてる。
「大丈夫だよ。わたし普通の人より小さいみたいなの。先生からもそう聞いてるから。」
「そうだったんだな。でも、ひなのはきっと大きくなるよ!」
ってとびきりの笑顔で言ってくれた。
よく見ると、たしかに工藤先生に似てるな…