ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第92章 決行日
藤堂「ねぇ、悠仁〜?ひなちゃんとキス、しようと思ってたんだ〜?」
神崎「えっ!いつするの?いつするつもりだって!?」
猫なで声でにまにま目を細める藤堂先生と、しっぽを振る犬のように前のめりで目を輝かせてくる神崎先生。
もう完全に楽しまれてる…
「…言いません。」
工藤「言いませんってことは、決めてはいたんだな!」
…っ。
「工藤先生、ずるいですそれは…」
宇髄「で、いつなんだ?キスの決行日は。」
「け、決行日って…」
あぁ、これはもうどうしようもない。
ここから上手く逃げ出す方法が一切見当たらない。
クリスマスにリビングの真ん中で、どうして俺はこんなことに…
はぁ…
とため息をついたら、
藤堂「ひなちゃんの誕生日でしょ。ひなちゃんの20才の誕生日に、キス、するつもりなんだね。」
と藤堂先生が。