ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第94章 First kissと…
「ひな聞こえる?これ、ひなのここから音してる…」
こんな部屋中に響いてるのに、聞こえてないわけないじゃんか…
お願いだから、そうやってわざと聞かないで…
「んぅ…ハァ…んんっ……ハァハァ、んぁ……」
「ひな、おまんこ気持ちいいの?俺の指こんなに締めつけてきて…」
ハァハァ…
お、おま…んこ……?
「…ん?ひな、まんこって何かわかってない?」
気持ちいいで埋め尽くされていたところに、突如はてなが浮かんだわたし。
初めて聞く言葉で、なんて言ったのかもあやしくて、気には留めずにスルーするつもりだった。
だけど、何でも見透かしてしまうのが五条先生。
「そうか、まだ宇髄先生から教わってなかったか。」
そう言いながら、ほんのちょっとうれしそうな顔をしたと思ったら、
「じゃあ、ひとつお勉強……」
またスイッチを入れ替えたように、色気たっぷりに目を細めて、
「おまんこは、ひなの大事なここのこと。ここ、おまんこって言うの。」
と、中で指をクイっと曲げた。