ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第95章 留学前の惨事
「大学はどう?お勉強大変でしょう。身体の調子は大丈夫?悠仁とは上手くやってる?」
「あっ、え、えっと……」
テンションが上がり一息に喋るお母さん。
五条先生のことも聞かれ、ど、どうしよう…!と思っていると、
『もう、母さん!』
五条先生とお父さんが声を揃えた。
五父「ズルいぞ、自分だけ。俺もひなちゃんと話したいのに。」
五条「いや、そこじゃねーだろ!先生方の前だぞ。ひなも困ってるし、話すのは帰ってからゆっくりしろよ。ったく、夫婦揃って恥ずかしい…。」
『あはははっ!』
みんなの笑い声にハッ!となり、お母さんと身体を離す。
そして、黒柱に蒼先生に蓮先生にりさ先生…笑い合う先生たちを見渡すと1人だけ知らない人が。
??「こいつ本当うるさかったんだ。可愛い娘に早く会いたい会いたいってずーっと言ってて。笑」
五父「どうだ、うちのべっぴんさんは。りさ先生もかわいいけど負けてないだろ。」
りさ「五条先生、わたしはもう可愛いだなんて歳じゃないですよ。笑」
って、お父さんともりさ先生ともすごく親しそうだけど、この人は一体…