
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第100章 宇髄先生の治療
「ぅっ…」
「ひなちゃん、痛い?」
小さく首を横に振る。
「…心が痛いか?」
言われて、余計に心がズキンと。
内診とエコーを受けた結果、やはり治療からは逃げられなかった。
クリトリスを刺激されるも、わたしのあそこは濡れてこず。
潤滑剤をたっぷり纏い、ゆっくり沈められる宇髄先生の指。
いつもなら、待ちわびたように迎え入れるのに、今日はそれを快く受け入れない。
「ひなちゃんも大人になってきたからな。治療が前より、辛いものになったよな。」
"大人になった"
とは、聞こえの良いように言ってくれた。
宇髄先生が言おうとするのは、
"女になった"
が正しい気がする。
