ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第102章 突沸
「離してって言ってんのっ!!バカぁっ!!!」
力を振り絞り、手足をジタバタ、全力で抵抗してみせる。
すると、
神崎「い"っ!!?!……ぁ"ゔっ…、ぐぬ……」
藤堂「か、神崎先生大丈夫!?」
神崎「だ、大丈夫じゃナイ…」
工藤先生に穿刺されたと思われる拍子で、一際暴れたわたしの足が、神崎先生のどこかに直撃してしまったよう。
…が、わたしはそんなことに気づいていない。
「ひなぁあっ!!!!!お前はいい加減にせんかぁあっ!!!!!」
何億ボルトもの凄まじい雷をただいきなり落とされた。