
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第105章 性活指導
五条先生…これは、絶対バレてる…。
でも、触っていたのがアレで間違いないのなら、とても正直になんて…
「んん〜…、何のことぉ…?」
「芝居下手か。もう完全に起きてるだろ、寝ぼけたフリするな。目開けろ。」
ギクッ…
あわよくば誤魔化せないかと、むにゃむにゃ寝起きのふりをしてみたけれど、無事撃沈。
「おはよう、ひな。」
目を開けると、顔の真上に五条先生の顔。
「オハヨウゴザイマス。」
ひとまずご挨拶を返すと、
「さっき、どーこ触ってたの?」
「え、えっと…」
「なぁ、ひなちゃん。俺、夜中に帰って来てまだ5時だ。ぐっすり寝てたのに2、3時間で起こされた。惚けても無駄だぞ。で、どこ触ってた?」
「ほ、骨?…かな?」
「ふーん。じゃあ、質問を変えよう。どんな感触だった?」
「えっと…か、カタカッタです。」
「それだけか?」
「プニプニした部分もあった気がします…。」
