ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第107章 初めての…
「いいか、ひな。今日は最後までできなくていいし、最後までしなきゃとも思わなくていいからな。少しでも辛かったら、ちゃんと言うこと。我慢するのは絶対無しだ。それは約束。できるか?」
「はい…」
「ん。」
返事を返すと、愛おしそうにわたしの頬を撫でる五条先生。
いつの間に付けたのか、その手にもうコンドームはない。
「それと、もうひとつ。俺を信用して欲しい。ひなの心の準備を待たないことはしないから。挿れる時や動く時は必ず伝えるから、俺のこと信じてくれるか?」
「はい…」
「ん。そしたら、まずは入り口だけ慣らしてみるぞ。まだ挿れないから、脚広げてごらん。」
そう言って、五条先生はわたしの目を見つめたまま、脚をゆっくりと開かせる。
「ぁ、ゃっ…」
「大丈夫。見てないから。」
あそこを隠そうと伸ばした手はすぐに取られ、五条先生の腕に添えるよう誘導された。
そして、
ビクッ…
五条先生がわたしのあそこを指で何度か撫でると、
ビクッ…!!
五条先生のかたいモノがそこに当たった。