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「…ｯ、…っ……」



「ひな、大丈夫。今な、入り口にちょっと強く当ててるだけだ。大丈夫大丈夫、息吐いてごらん。」




まだ、中に入ってはいない。

これから入るための体勢に入っただけ。

でも、これまでと違う。

五条先生のペニスが確実にわたしの中に入ろうとしているのがわかる。




「ちょっとびっくりしたな。今、痛くはないな？」



「ｺ、ｺｸｯ…」



「ん。ゆーっくりするから大丈夫だぞ。もし痛くなったら、この手ギュッとして。」




そう言って、恋人繋ぎするわたしの手を五条先生はぎゅっと握ると、




「息吐いて、力抜いて……」




いよいよ、わたしの中へと進み始めた。