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「えぇ！？」



「しーっ、ひなちゃんっ。」



ﾊｯ…!!



「す、すみませんっ…。」




祥子さんに耳打ちされて、思わず大きい声が出てしまった。




「そんなに驚かなくても。意外だった？笑」



「はい。いえっ、あ、えーっと…」




確かに、祥子さんは宇髄先生と結婚してるんだから、別に驚くことじゃない。けど…

人並みに恋愛してるだろうと勝手に思い込んでいた。




「私もひなちゃんと同じでね、実は達弥しか男性経験ないの。よく経験豊富に思われるけれど、そんなことないのよ。そういうのは、真菰の方がよっぽど。」



「え？まこちゃん？」



「そう。あの子が付き合った男の数は、両手で足るか足らないかだから。」



「えぇ！そうなんですか！？」



「しかも、どれも遊びじゃなくて真剣によ？変な男に引っかかってないかと毎回チェックするんだけど、皆ちゃんといい男で。それがまたすごいのよね。」



「全然知りませんでした…。祥子さんの話は聞いたことあったけど、そういう話は一度もなかったので。」



「それは、あまりにひなちゃんがピュ……というより、大人の話だから。小児のひなちゃんには話さなかったのよ。今なら聞けばいくらでも話してくれると思うわよ。よかったら、今度3人でお茶でもする？」



「えっ！いいんですか？ぜひ！」




と、すっかり2人で盛り上がっていると、