ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第109章 幸せな痛み
「もう半分以上入ってるからな。ちょっと力んできたから、身体の力抜いてごらん。」
言いながら、わたしの頭を撫でる五条先生。
五条先生と挿入に挑戦してから、今日で7回目。
先っぽで精一杯だった五条先生のも、もう半分入るようになった。
そして、
「慣れてきたか?」
「はい…」
「少し動かすぞ?」
「コクッ…」
今入っているところまでで、動いてもらうこともできるように。
「…んっ…」
五条先生がゆっくり浅く出し入れをする。
「辛くないか?」
「はい…」
「もう少し続けるな。」
ただ奥に入ってくるのとは違い、出し入れされるのはまた少し怖さがあるけど、痛みはそれほど感じない。