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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第115章 お見送り



そして、空港を出てから1時間半ほど。




「ありがとうございました。」




マンションのロータリーまで送ってもらい、




「あ、待って、ひなちゃん。」




シートベルトを外し、運転席を降りた藤堂先生に、



ガチャッ___




「頭ぶつけないようにね。」



「すみませんっ、ありがとうございます。」




助手席のドアを開けてもらい。




「またね、ひなちゃん。」




わたしがマンションに入るまで、きっちり見送られて。

初めての一人暮らしがスタートした。


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