ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第116章 神崎先生
〜小児科医局〜
神崎「ひなちゃん。」
「はい。」
「一昨日渡した論文はもう読んだ?」
「はい、読みました。」
「お、さすが!質問は時間ができた時にまとめて聞くからね。それじゃあ…はい、これ。次の論文!」
「…っ!?」
「あれ?ひなちゃんどうかした?? 顔がこわばったようだけど?」
「い、いえ!そんなことありません。ありがとうございます…っ!」
クリクラが始まって、はや1ヶ月。
ポリクリの何倍も大変な毎日だけど、ポリクリの何倍も充実した日々を送っている。