ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第118章 ドクターストップ
〜医局~
宇髄「蕁麻疹は予想外だったな。」
藤堂「発熱も発作も時間の問題でしたが、発疹はおそらくストレスからかと。」
宇髄「クリクラドクターストップかけたからなぁ…やむを得んかったが。」
藤堂「ポリクリで悔しい思いをしたので、クリクラも相当頑張っていましたからね。神崎先生もかなり気にかけてくれていましたし。それがまたこんなことになって……気が一気に抜けて症状が出たのでしょう。」
宇髄「だな。ただ、こうなるとまずいパターンなんだよな、ひなちゃんは。」
藤堂「ですね。次はお腹がいつどうなるか…。」
宇髄「完全に時限爆弾だよな。んー…困った。」
藤堂「治療、どうしましょうか。」
宇髄「どうせならさっさと終わらせてやろうと思ったが…」
藤堂「先に熱が出てしまいました。」
宇髄「うむ…。熱高いからなぁ…これだけ熱がある以上は…んー、でもそうも言ってられんか。いやでも、この状況で処置するのはさすがに可哀想だし、現実的でないよな…。けどそう言ってられんのも事実だし……となると、薬使うか…。んん〜…悩ましい。」
藤堂「今回は薬を使うのもありだと思います。一度、ひなちゃんに話をしてどうしたいか聞いてみますか?」
宇髄「そうだな。何もしない選択肢は無いんだし、ここで迷っても仕方ないから、本人に委ねるか。」
ということで。