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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第118章 ドクターストップ



〜病室〜




宇髄「——今は熱を下げるのが第一優先だけど、なかなか下がらないんだ。いろんな原因が重なって発熱してると思うけど、お腹を綺麗にしないと良くならないと思う。でも、今の状態で治療をするのは負担が大きくて難しい。だから、薬で生理を起こす方法を取ろうかと思ってる。ただ、生理を起こしても悪いものがどの程度外に出てくれるかはわからない。どの道治療は必要になる可能性が高い。それに無理矢理起こすから、かなり重い生理になると思う。ただ、何もせず放っておくよりは絶対に良くなるはず。それを踏まえて、薬を飲むのと、いつも通り治療するのと、ひなちゃんはどうしたい?」




あれから昼の間ずっと眠っていたらしく、目が覚めたのはもう夕方。

発作も蕁麻疹もひとまず治り、祥子さんに付いてもらいながら少しだけごはんを食べ。

藤堂先生と宇髄先生が一緒に回診に来たと思ったら、こんな話。



今日やる予定だったお腹の治療は当然中止になったものの、何もしないわけにはいかないらしい。

でも、治療は嫌だと思っていたから、治療をしない選択肢があるのは、むしろ好都合なのかもしれない。




「それでいいです。薬飲みます。」




わたしは先生たちに返事をして、さっそく薬を飲んで就寝時間を迎えた。


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