
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第120章 大嫌いな言葉
そして、翌日。
夕方になってから、わたしは2度目の治療を受けた。
朝から宇髄先生と相談して、
「どうしても辛かったら、通常の治療でやってもいいぞ。」
「…フリフリ。痛いのは嫌だけどそっちの方が……」
「辛いか。」
「はい…。」
「だよな。そしたら、もう一回子宮の中綺麗にするな。良くてもダメでもこれで終わりにするから、頑張ろうな。」
って、結局また激痛に耐えた。
そして、その1週間後。
「ありがとうございました。」
わたしはようやく退院した。
