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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第135章 凪の揺らぎ



実は、わたしのお産。

担当医は宇髄先生だけど、助産師はまこちゃんが担当してくれることになっている。



わたしが高校生になって小児科を卒業した後、まこちゃんは小児科の病棟看護師から産婦人科の助産師に異動していた。

実習で小児科に行った時、久しぶりに会えるのを楽しみに思っていたから、まこちゃんがいないことにびっくりしたけど、その後の産婦人科の研修で再会できて、もともと助産師の免許は持っていて興味もあったと聞いて納得。



そして、わたしのバースプランについて話をする中で、出産当日、面識の少ない助産師がいきなり担当することになると、わたしは不安が強くなるだろう、不安材料はなるべく減らしておこう、ということになり、昔お世話になっていたまこちゃんに担当してもらえることになった。


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