ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第21章 臆病なひなの
〜小児科医局〜
冨岡「すみませんでした!!ベッドにいないだけで慌ててしまって、部屋の中よく確認せず本当にすみません!!」
黒柱が集まる中、まこちゃんがペコペコと頭を下げる。
神崎「ははっ。まさか雷が怖くてあんなとこに隠れてたとはね〜。でも、五条先生よくわかったね。」
「昔から雷はよく怖がって、部屋の隅に縮こまってたんで…」
宇髄「さすが五条だな。ところで、ひなちゃんは9月から学校行けそうか?」
「はい。このまま調子が良いようであれば問題ないかと。」
工藤「退院は?」
「同時に退院させることも考えたんですが、学校に慣れるまではやめておこうと思ってます。」
藤堂「確かに、一気に環境を変えてまた具合悪くなるといけないしね。」
宇髄「まずは病院から通わせて、学校に慣れてきたら退院だな。」
神崎「ひなちゃんの制服姿みたいし、学校行く初日の朝はお見送りしよっ。」