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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第31章 夏樹くんのお土産



「ひなのはすげーよな。黒柱みんなが担当医みたいなもんなんだから。俺はさ、まぁ兄ちゃんがいるから知ってるってだけで、小さい頃から何回か入院したけど、ひなのと会うまでそうそうみんなには会わなかったんだぜ?」




そして、先生たちはすごい人たちだということもわかったし、わたしはそんな先生たちに診てもらってるんだとびっくりしたけど、



そんなことより。




「先生たちが黒柱って言われてるのはわかったけどさ、どちらかと言えば、先生たちは剣士というより鬼の方だよね。」




とボソッと呟いてしまい…




「ひ〜なちゃぁ〜ん?今なんて言いましたかぁ〜?」




と五条先生が。



しまった、完全にやってしまった…。

他の4人とまこちゃんは大爆笑してる。




「あ、いや、その、五条先生怒るとすごく怖くて…、先生たちも意外とスパルタだったり、みんな…んまぁ、特に五条先生って鬼みたいだな〜なんて…、へへっ。」



「こら!先生方に失礼だろうが!そもそも誰のせいで怒らなきゃいけないと思ってんだ!」




うっ…




「ごめんなさい…」



「へ〜、ひなのも意外と問題児なんだな…」




な、夏樹くん…




『お前が言うな!!』



「いてっ!!」




夏樹くんは工藤先生からも五条先生からも、両サイドから頭をコツンとされていた。


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