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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第32章 初潮



…ん?

なんかお腹痛いな…



お昼寝から1時間くらい経った時、お腹の痛みで目が覚めた。

トイレに行く感じの痛みではなかったけど、とりあえずトイレに行ってみる。



なんかフラつくな〜…



と思いつつ、ズボンとパンツを下ろしトイレに座ると、



なに…、これ…。



パンツが赤黒い血で染まってた。



ち、血…?

なんでパンツに血がついてるの…?



突然のことにわたしは1人パニック状態。



どうしよう…

と、とりあえず、まこちゃん呼んだほうがいいかな…?

でも、こんな血なんて怖すぎる。

絶対どこか悪いのに、またなんか病気だったら…



お尻を拭くとトイレットペーパーにも血がついてきた。



なんで…



血を見てたせいか、だんだん気持ち悪くもなってきて、とりあえずベッドに戻ろうと急いでトイレを済ませて病室に戻った。

そして、すぐにパンツを履き替えようと思ったけど、お腹の痛みが強くなって身体もフラフラする。



これはやばいかも…



と思い横になってみるけど、しばらくしても痛みは引くどころか強くなるばかり。

腰も頭もどんどん痛くなってくる。



ゔっ…い"ったい………



冷や汗がダラダラ出てきて、動悸もするし吐き気もしてくるし、頭から血の気が引いていく感じもする。

ナースコールをしないとまずいと思うけど、恐怖心が勝ってできない。




「ハァハァ…っく……ハァハァ、痛ぃっ………」




とにかく必死に耐えてると、いつの間にか気を失ってしまった。


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