ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第33章 新しい主治医
工藤「ひなちゃん、何組になったの?」
「B組でした。夏樹くんはE組でまた別のクラスに。」
宇髄「夏樹はEだったか。Fじゃなくてよかったな。笑」
工藤「あいつはマジで馬鹿なんですよ…。家でも勉強してるとこ見たことなくて。ひなちゃんは2年生からノワール入ったのに、B組になって賢いな。」
「え?わたし全然賢くないですよ…」
藤堂「あれ、ひなちゃんもしかして知らない?クラスはAから成績が良い順に分けられるんだよ。遅れもあるのに6クラスあってB組なら大したもんだよ。」
「えぇ!そうだったんですか?知らなかったです。」
「どうせ先生の話聞いてなかったんだろ。」
「なっ…。そ、そんなことないです…。」
「まぁ、お前はバカじゃない。教えたら何でもすぐに出来るようになるし、勘やセンスもいい。ちゃんと努力もする。来年はA組目指せ。」
神崎「おっ。珍しい〜!五条先生に褒めてもらったね、ひなちゃん!」
「さっき、検査の時に怒られましたけど…」
『はははっ!まぁ、それは仕方ない!』
って、さっき倒れたことはもうみんな知ってたみたいで笑われつつ、先生たちと楽しく話しながら食事を終えた。